労働基準監督署にパワハラで相談する
上司のパワハラで困っている人もいらっしゃるでしょう。パワハラとは、職業上の権限を濫用して、部下に罵声を浴びせたり、暴力を振るったりすることを指します。程度が酷い場合は、自分一人で耐えるのではなく、労働基準監督署に相談して解決することも出来るかもしれません。
労働基準監督署とは、公的機関であり、かつ司法警察間の権限を持っている組織です。あなたの会社でパワハラが起こっていると判断されれば、指導や調査を行いますし、悪質な場合においては逮捕することも可能です。どうしても堪え難いパワハラが続く場合は、労働基準監督署に相談しましょう。
相談するときは、各都道府県に設置されている相談窓口などを利用しましょう。相談を受けると、労基署(労働基準監督署)は、その企業の調査に入ります。労基署にばらしたのがバレると怖いと思っている人もいらっしゃいますが、実は相談の事実は匿名にされます。労基署には守秘義務があり、誰が報告したかは分からないようになっています。上司のパワハラに堪え難く、困っている人は労働基準監督署に相談して、是正を行なってもらうようにお願いしましょう。誰から報告があったのかも守秘義務があるので、安心して相談することが出来ます。