【近所トラブル】監視・防犯カメラで証拠をつかんで解決する方法
家の壁に落書きをされたり、ゴミを放置されたりといった嫌がらせは、とても迷惑なものです。
おそらく近所の住民が犯人だとわかっていても、証拠がなければ追求できません。
こんな時は、防犯カメラを設置して犯行現場を押さえるのが有効ですが、どのように行えばいいのでしょうか?
防犯カメラを使ったご近所トラブル解決法を見ていきましょう。
防犯カメラは、証拠を押さえるのに加えて抑止力も期待できる
防犯カメラを設置する意義は、大きく分けて2つあります。
方向性を見失わないように確認しておきましょう。
壁への落書きやゴミの放置といった嫌がらせは、夜間や留守中を狙って行われます。
そのため、犯人がなかなか特定できないことが多いのです。
防犯カメラは24時間体制で監視をしてくれますから、犯行の様子をいつでもしっかりと記録してくれます。
動かぬ証拠があれば、犯人を追求し迷惑行為をやめさせることもできるでしょう。
防犯カメラがあるとわかっている場所で犯行に及ぶ人はまずいませんよね。
防犯カメラは存在そのものが犯行の抑止力になるので、設置した日から迷惑行為が止んだというケースも珍しくありません。
カメラ設置の目的は迷惑行為をやめさせることですから、これでも目的は達成できたといえます。
防犯カメラは高性能なものを選び、周囲のプライバシーに注意
防犯カメラは便利なアイテムですが、設置の際にはいろいろな点に注意しなければなりません。
以下の点に留意しましょう。
必要以上のものが映らないようにしておく
設置の目的上、撮影するのは主に自分の家のはずです。
ところが、隣家や道路が映ってしまい、プライバシーの侵害だとしてトラブルになることがあります。
できるだけ余計なものが映らないようにし、近所の人には事情を説明するようにしましょう。
できるだけ高性能なカメラを選ぶ
せっかく犯行の様子を撮影できても、画像が荒く使いものにならないことがあります。
防犯カメラは高画質・夜間撮影可能・全天候対応のものを選びましょう。
また、長時間の録画が可能であれば、いつ犯人がやってきても対応できます。
証拠が撮影できてもすぐ相手に見せない
証拠を撮影でき、相手も特定できた時に、喜び勇んで相手を追求しに行く人がいます。
これはできる限り避けるようにしましょう。
相手が逆上して襲いかかってくる可能性もありますし、本当に証拠として使えるかは自分で判断できないものだからです。
警察や弁護士に相談し、その後の対応を仰いだ方がいいでしょう。
防犯カメラよりも探偵の調査の方がいい場合も。よく検討しよう
防犯カメラを設置する上で、気にしなくてはならないのが設置の費用です。
防犯カメラはどの程度の金額で購入できるのでしょうか?
一般的な相場としては、安いカメラだと2万〜3万円程度で購入できます。
できるだけ高性能なものを選ぶとしても、5万円〜10万円もあれば十分でしょう。
また、業者に依頼して本格的な防犯カメラを設置する場合でも、15万円〜20万円程度です。そこまで高額でないことがわかりますね。
防犯カメラと探偵の費用対効果
ところで、防犯カメラの設置とよく比較されるのが、探偵の嫌がらせ調査です。
張り込みや動画撮影によって証拠を押さえてくれる点は、防犯カメラと同じです。
では、費用対効果的にはどちらが優れているのでしょうか?
探偵の費用
探偵の料金は、1時間あたりで1万〜2万円、パック料金なら20万円〜30万円ほどです。
防犯カメラよりも少し高めだといえます。
しかし、探偵は調査のプロですから、調査のタイミングから動画の撮影方法まで徹底しています。
撮影された犯人が誰なのかわからない時は、尾行して家を特定することもできるのです。
費用対効果は悪くありません。
いくら防犯カメラを設置しても、証拠として通用するレベルの動画が撮影できなければ意味がありません。
特に機械の操作が苦手な人の場合、最初から探偵に依頼した方が効率はいいといえます。
設置する前によく検討しましょう。
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まとめ - 防犯カメラの設置は慎重に。探偵への依頼も選択肢の1つ
防犯カメラは嫌がらせ対策の強力な武器ですが、素人にとっては扱いが難しい代物でもあります。
ご近所さんのプライバシーを侵害して、逆に自分が訴えられてしまっては本末転倒ですよね。
結果を出すためにも、防犯カメラの設置は慎重に行うべきです。
より効果があると思ったら、探偵の嫌がらせ調査も利用してみてください。