会社での嫌がらせトラブル

上司のパワハラをどうにかしたい

ノルマが達成出来ないと人格まで否定されたり、酷い場合には暴力をふるわれたりといわゆる上司のパワハラに困っていて、なんとかしたいと思っている人もいらっしゃるでしょう。

段階を経てどのような解決策があるのかというと、まずは自力で解決することを考えましょう。自分で解決が難しい場合は、会社のコーポレート部門に相談してみることも一つです。悩みを分かってくれる場合は異動を考えてくれる所もあるでしょう。それでも改善が見られない場合は、会社を訴えるかもしくは第三者機関に相談することも大切です。

パワハラの要件

パワハラになるような要件にはどのようなものがあるのでしょうか。大きく4つの要件があると言われており、第一に権力が関係を把握することです。次に権力の行使をしているかどうか。例えば上司から「簡単にクビにできる」など不適切な言葉を受けたかどうかも重要です。頻度に関しても1度や2度ではパワハラとは言えません。日常的に繰り返していることが要件になります。最後に被害者の状態に変化があること。

以上の要件を満たした場合にパワハラと言われるそうです。裁判や第三者機関に相談する場合は、このような要件を満たすような証拠を集めましょう。ボイスレコーダーなどで録音したり、メールの履歴を取っていたりすることも効果的です。

社内のいじめが絶えない

いじめは、学校で起こるものだけではありません。会社内でも起こりうるものであり、また子供ではない分陰湿ないじめも多く、精神的苦痛が大きくなります。明らかにいじめだと気づいた場合は、早急に対応することが大切ですが、まずは社内で相談出来る部門に相談してみることをお勧めします。

それでも状況が改善しない場合は、辞職することも一つですが、出来ることなら慰謝料などをもらって辞めたいものですよね。社内のいじめに遭ってしまったときは、法律事務所など第三者機関などに相談することが大切です。実際に裁判で戦うということになった場合、社内いじめが日常的にあり、かつ精神的苦痛を受けたという客観的な事実が必要です。自分でその現場を録画したり、録音したりすると強い証拠になります。

いじめにも様々なケースがありますが、例えば上司一人がやっているのであれば、他の同僚と結託して証拠を集めることがポイントです。もし自分一人だけが他の同僚からいじめを受けている場合には、先ほどの方法で証拠を集めながら、慰謝料を請求するような流れにするといいでしょう。

社内のいじめが絶えず、精神的苦痛を受けているのであれば、第三者機関などに相談することをおすすめします。